美腸

こんにちは。

みんなで食事を囲む機会が多い12月、今回は腸についてお話します。

美腸こそがダイエットへの近道

私たちが食べ物を食べると、胃腸で消化・吸収された後、大腸で栄養分の残りカスが最終処理され「便」となって排出されます。 つまり腸が汚れていれば、消化・吸収がスムーズに行われず栄養素もうまく体中にいき渡りません。栄養素がスムーズにいき渡らなければ代謝も下がり、お腹もポッコリ。これではダイエットもうまくいきません。

大腸にはたくさんの腸内細菌が存在し、その性質によって善玉菌、悪玉菌に分けられます。悪玉菌が繁殖しすぎると腸内で腐敗が進み、便やおならが悪臭を放つ原因となります。そして、「便秘」だけではなく「下痢気味」の方も要注意! 下痢も、便秘と同じように腸が正常に働いていないサインです。また、おならが臭い人は、悪玉菌のエサになる肉などの動物性食品をとり過ぎている可能性があります。

「便」は黄金色でバナナくらいの固さと形が理想です。毎日排便できている方でも、下痢気味の方やおならが臭い方は、腸内環境をよくする習慣をつけていきましょう。

腸内は目に見えるものではないので見過ごしがちですが、毎日の食習慣を改善し「美腸」を目指すことは、代謝アップやダイエットまた美肌にもつながります。

■「美腸」への近道は朝食にあり

・朝は時間がなく、ゆとりがない

・朝食は食べない

・目覚めがスッキリしない

あなたはいくつ当てはまりますか? あてはまる人は腸力が低下している可能性があるので注意が必要です。

便は脳からの指令により排泄されます。つまり腸の動きは自律神経によって左右されているのです。特に腸は、副交換神経が優位なリラックスしているときによく働きます。朝忙しくてトイレの時間をゆっくり取れない人やストレスなどであまり眠れず目覚めがスッキリしない人は、交感神経が優位になり、腸に影響を与えます。

少し早めに起きて朝のトイレの時間をゆっくり作ることや、朝食を食べて腸を刺激することは美腸にとってとても大切なことです。またダイエットのために食事量を減らしている人は、逆に代謝を下げ便秘の原因にも。出すためにはまず「食べること」から意識していきましょう。

■3つの黄金食材でくびれ美人に

腸がキレイであれば代謝も上がり、お腹もスッキリ。くびれ美人に近づけます。そのために、毎日摂取することを心がけて欲しい美腸のための「3つの黄金食材」をご紹介します。

●1.食物繊維

便のカサを増やし、また大腸のぜん動運動を活発にし排泄を促すのに役立ちます。ヌルヌル、ネバネバ食材のわかめやもずくなどの海藻類や野菜や果物に多く含まれています。特に水溶性食物繊維を多く含む海藻類、プルーン、オクラ、納豆、ごぼうなどを積極的に取り入れましょう。

●2.発酵食品

発酵食品に含まれる「乳酸菌」が、悪玉菌を住みにくい環境に保ってくれるのと同時に腸のぜん動運動を促す働きもあります。乳酸菌はヨーグルトや味噌、キムチなどに含まれています。

●3.オリゴ糖

オリゴ糖は腸内の善玉菌のエサとなり腸内環境を整えてくれます。牛乳、大豆、バナナ、はちみつなどに含まれています。

■朝食におすすめのメニュー

これら3つの黄金食材は、朝とるのが最も効果的です。朝食をとることで腸が刺激され排便を促します。組み合わせを意識して朝食に取り入れていきましょう。忙しい方でも簡単に取り入れられる朝食メニューをご紹介します。

【朝食メニュー例】

●キムチ味噌雑炊

キムチと味噌のダブルの発酵食品が腸に働きかけます。お米を玄米や雑穀米にすれば食物繊維も摂取できます。

●根野菜と海藻たっぷりの味噌汁

ごぼうやレンコンなどの根野菜は食物繊維がたっぷりとれ噛みごたえもあり満足感につながります。海藻は普段意識しないと摂取しにくい食材なので、ぜひ朝食に取り入れてみましょう。

●キウイとパセリの手作りヨーグルトジュース

キウイは水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がバランスよく含まれ便秘解消におすすめの果物です。栄養価が高いパセリもジュースにすればたくさん取り入れることができます。

これなら簡単に朝食に取り入れられるのではないでしょうか? ぜひ美腸を意識してくびれ美人を目指していきましょう。

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